2020.09.28商品知識
インクジェット用クロスってなあに?
こんにちは、Paper&Goods.comのスタッフ 床嶋です。
Paper&Goods.comで取り扱っているクロスは主にポリエステル (PET)100%で作られており、主に3種類あります。
(レーザー用クロスも販売しております!)
・ポンジ(クロス)
・トロピカル(クロス)
・トロピカル マット(クロス – 略して”トロマット”)
そして上記それぞれに防炎タイプがあります。
以下各種類について説明していきますが、防炎については…それはそれで長くなるので次回に回したいと思います!
◎各クロス分類の基準
まず、各分類の基準になるものは「デニール (denier – 略してd)」と言われる糸の太さです。
デニール(d)は、ポリエステル(フィラメント)糸が9,000Mが1gなものを1dとされます。
(世界基準としては10,000Mで1gを1T (デシテックス)と呼ぶことが多いが、国内ではデニールが一般的)
一般的に「〇〇d x 〇〇d」と表示され、これは織られている縦の糸と横の糸の太さを表しています。
そう、中島みゆきさんの歌はクロスの歌だったんです!?
・ポンジ: ウーリー糸平織り、75d x 75d
細い糸で織られているため不透明度が低く、印刷が裏からも見えるため主に「のぼり」に使用されます。
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・トロピカル(クロス): ウーリー糸平織り、150d x 150d
短期的なタペストリーやポスター、小サイズの横断幕などに適しています。発色がよく、高画質印刷、
細線表現が可能な中厚クロスロールです。
Paper&Goodsではヒートカッター不要でノーマルカッターや一般的なはさみでも端がほつれずに切れる、『フリーカットクロス』を販売しています。
公園幕 入園お祝い幕
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・トロピカル マット(クロス – 略して”トロマット”): ウーリー糸平織り、300d x 300d
厚手の生地ですが、生地が柔らかいのでしわになりにくく、小さくたたんで簡単に持ち運び可能です。
発色がよくマットな質感なため、スポーツ大会でのチームの応援幕、お祭りなどのイベント会場など、屋内で使用する横断幕・懸垂幕に適しています。常設でなければ屋外使用も可能です。
特にスポーツ応援は、体育館やグラウンドなど競技によって会場が異なるため、シーンを問わずに使えることや、遠くから見てもインクやデザインが目立つため、イベントの宣伝やチームの応援などに最適です。
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トロマットは耐久性と扱いやすさのバランスに優れた、横断幕にぴったりの生地です。
トロマットは一般的なトロマット生地のほかに、防炎加工を施した防炎トロマットという生地もあります。
火を近づけても燃えにくく、万が一炎が移っても広がりにくいという特性を持っているため屋内やガソリンスタンド、
公共施設で使う横断幕は、防炎トロマットの使用が推奨されています。
今回クロスのご紹介でしたが、Paper&Goodsでは屋外使用に最適なターポリン(通常、メッシュ、遮光)
やFFシートも取り扱っておりますので、今後その辺りを書いていきたいと思います!
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