2021.05.28商品知識
【日本画・絵画に最適】新麻紙は水に強い!【レーザープリンタでも使えます】
こんにちは、ペーパーアンドグッズです。
今日は、和紙の中でも売れ筋でオススメ!の
新麻紙を紹介したいと思います。
麻紙(まし/あさがみ)って何?
まず、麻紙について。
麻紙(まし/あさがみ)とは、麻の繊維を原料として漉(す)いた紙のことを指します。
古くは麻紙は、中国や日本でよく使われていました。
生産工程(おもに叩解作業)の難しさから、一般的な用途では使われなくなったようですが、
近代の国内での改良において、風合い・肌理(きめ)・強靭さを持たせたことにより
麻紙は絵画・日本画の画紙として用いられるようになりました。
新麻紙(しんまし)は何が優れているの?
当店で取り扱いしているのは、和紙のイシカワさんの新麻紙です。
なにが新しいか?優れているか?というと・・・
・和紙の風合いを残しつつ、水に強い(濡れても波打ちしない)
・薬剤の調整により保存性がよく、長持ちする(※お使いの絵の具やインクにもよります)
・レーザープリンターでの印刷OK!(レーザープリンター用紙の規格がございます!)
※レーザープリンター用紙=「タフペーパーアクア」として販売しております。
「和紙の風合い+取り扱い性能◎」=売れ筋の秘密なのですね。
ドーサ引きって何?
基本的に和紙はにじみやすい性質を持っているので、
にじみを抑え、日本画・絵画用の絵の具をうまく定着させるためにドーサ液を塗ることをドーサ引きと言います。
礬水(どうさ)=膠(にかわ)とミョウバンを混合した水溶液のこと。
にかわ=ゼラチンを主成分とする接着剤を指します。
当店で取り扱っている新麻紙は、ドーサ引きなしでも耐水紙があり保存性も良いですが
特大判(1130mm x 1870mm)はドーサ引きあり・なしの2種をご用意しております。
新麻紙(しんまし)の厚みは?
新麻紙の米坪(1平米当たりの重量)は 66g/m2、
紙厚は 約135ミクロンです。
新麻紙(しんまし)の規格は?
新麻紙(画材用/レーザープリンター用)の規格は以下です。
画材向けサイズ | 1091mm×
788mm |
1130mm×
1870mm |
1130mm×
1870mm |
|
レーザー印刷向けサイズ※ | A4 | B4 | A3 |
297mm× 1,200mm |
※レーザープリンター用紙=「タフペーパーアクア」として販売しております。
※紙のぼり:耐水性のあるタフペーパーアクアをシワが発生しないように
紙で裏打ちし、297mmX1,200mmに仕上げました。
(本紙厚み:約100μm 米坪:50g/m2、総厚み:約220μm, 米坪:160g/m2)
絵画用以外では何に使える??
レーザー印刷OKかつ耐水紙がある、という特性を生かして、
・工事図面のコピー
・水回り・屋外での使用
・メニュー表
などに、いかがでしょうか。
和紙の風合いを生かした作品づくり、掲示物作成にぜひ
新麻紙・タフペーパーアクアをお使いください!
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≪【作ってみた】レーザー用耐水メディアを使って、感染症対策の掲示物を印刷!≫